2020年12月23日 / 最終更新日 : 2022年4月2日 レペ ノンフィクション 【本の感想】山内昌之『嫉妬の世界史』 嫉妬の視点で世界史を切り取ったものです。歴史は夜作られる、でななくて、歴史は嫉妬で作られるを、洋の東西の文献から証明を試みています。ただし、嫉妬があったんじゃね?ぐらいの想像の範疇ではありますね。
2020年12月18日 / 最終更新日 : 2020年12月17日 レペ ノンフィクション 【本の感想】氏家幹人『江戸人の老い』 文献を紐解き、江戸時代の老人の姿から老いを考え直す試みです。本書は、鈴木牧之、徳川吉宗、敬順、江戸時代の3名の老人を取り上げています。三者三様の老後から、自分の老い先にも思いを馳せてしまいました。
2020年11月28日 / 最終更新日 : 2020年11月26日 レペ ノンフィクション 【本の感想】花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと 』 タイトルそのまんまで、おススメ本をお初にお目にかかった方にご紹介する、という試みです。本を人に薦めるには熱意が必要なのだ実感しました。
2020年11月19日 / 最終更新日 : 2020年11月18日 レペ ノンフィクション 【本の感想】マーシャ・ガッセン『完全なる証明 100万ドルを拒否した天才数学者』 数学の難問「ポアンカレ予想」を証明したロシアの数学者グリゴーリー・ペレルマンの評伝です。あまりに純粋で、あまりに偏屈な男の人生が、つづられています。
2020年11月8日 / 最終更新日 : 2022年4月2日 レペ ノンフィクション 【本の感想】原田マハ・みづき水脈『ラブコメ』 米作り体験エッセイです。レポートといっても良いでしょうか。原田マハと漫画家 みづき水脈がご一緒して、自然農による米作りに励んだとのことで、本書の前半は原田マハのエッセイ、後半はみづき水脈のコミックという体裁です。
2020年10月30日 / 最終更新日 : 2020年11月15日 レペ ノンフィクション 【本の感想】拳骨拓史『日本の戦争解剖図鑑』 日本の対外戦争について図解したものです。一つのテーマ(戦争)について、解説、戦況図、データ、その時世界は、が一覧できる体裁で、資料として良くできています。小説を読む際に、ん?となったら、本書を引いて理解を深めるのが効果的でしょう。
2020年9月19日 / 最終更新日 : 2020年10月2日 レペ ノンフィクション 【本の感想】中村彰彦 『保科正之 徳川将軍家を支えた会津藩主』 武断政治から文治政治への転換を期において、保科正之の政策が如何に重要だったのかが良くわかります。私生活の暗い影を払拭するように政務にうち込み民衆の信を得て一時代を築いたまさに名君です。
2020年8月9日 / 最終更新日 : 2020年8月13日 レペ ノンフィクション 【本の感想】稲垣栄洋『生き物の死にざま』 生き物の死にゆく姿を生物学的に解説したエッセイです。身近なのから初めて名を聞くものまで、29種の生き物の最期を、著者が詩的に謳いあげています。生き物が命をつなぐという一点において、進化を重ねているのだと再認識しました。
2020年5月10日 / 最終更新日 : 2020年5月8日 レペ ノンフィクション 【本の感想】岡本まーこ、にしかわたく『常岡さん、人質になる』 アフガニスタンで何者かに誘拐されたジャーナリスト 常岡浩介さんの157日間に及ぶ拉致監禁生活体験記です。ゆるい笑い話の中に垣間見える死の恐怖に、いたたまれなくなってしまいます。
2020年5月8日 / 最終更新日 : 2020年5月27日 レペ ノンフィクション 【本の感想】井上理津子『さいごの色街 飛田』 現存する大阪の遊郭、飛田新地のレポートです。街そのものが特殊な業態の集まりであるがゆえ、撮影厳禁、取材拒お断りとなるようです。12年をかけた渾身の一冊ではありますが、どうにもいただけません。