2020年8月23日 / 最終更新日 : 2020年8月20日 レペ 海外小説 【本の感想】ジャネット・ハッチングズ 編『EQMM90年代ベスト・ミステリ』 伝統あるミステリー専門誌『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』に掲載された中から90年代を代表する作品を選定したアンソロジーです。とはいえ、日本では初お目見えの作家がちらほら。
2020年8月11日 / 最終更新日 : 2020年8月13日 レペ 海外小説 【本の感想】小川 隆、 山岸 真 編『80年代SF傑作選』 日本で編纂された80年代海外SFアンソロジーです。上、下2巻に分冊されています。サイバーパンクものとの先入観で、本書を選択するとハズレるでしょう。下巻は捨て作なしの名品ぞろいです。
2019年11月30日 / 最終更新日 : 2020年9月15日 レペ 海外小説 【本の感想】アル・サラントニオ 編『999(ナイン・ナイン・ナイン)』 ホラーの第三黄金時代を築くという壮大な目的をもった全3巻のアンソロジーです。怖くないのはモダンホラーの名残でしょうか。後に『ボトムズ』として長編化されたジョー・R・ランズデール『狂犬の夏』だけは必読です。
2019年11月22日 / 最終更新日 : 2020年8月13日 レペ 海外小説 【本の感想】仁賀克雄 編『新・幻想と怪奇』 仁賀克雄 編・翻訳『新・幻想と怪奇』は、ハヤカワNV文庫『幻想と怪奇』全三巻の続篇にあたります。 ハヤカワNV文庫『幻想と怪奇』は、クラシックなホラーアンソロジーだったのですが、スプラッタホラーに凝っていた当時の自分にと […]
2019年11月20日 / 最終更新日 : 2020年8月20日 レペ 海外小説 【本の感想】H・S・サンテッスン『密室殺人傑作選』 フェル博士、クィーン警部、ブラウン神父らが密室の謎を解くアンソロジーです。密室とトリックのバリエーションの多さに驚嘆します。無名に近い作家の作品も収録されていますが、水準が高く一読の価値ありです。
2019年11月2日 / 最終更新日 : 2020年8月31日 レペ 海外小説 【本の感想】山岸真 編『90年代SF傑作選』 翻訳小説を全く読まなかった自分に、海外SFの楽しさを教えてくれたのはウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』でした。サイバーパンクにのめり込んだ懐かしの80年代。以降、これといったムーブメントが起きなかったからか、グレ […]
2019年9月13日 / 最終更新日 : 2020年8月19日 レペ 海外小説 【本の感想】クレイトン・ロースン 他『天外消失』 <世界ミステリ全集>の最終巻『37の短編』(1972年)というアンソロジーから、14編を選んでまとめられたものだそうです。現在は他ではあまりお目にかかれない作品ばかりとのこと。なるほど、歴史に埋もれさせてしまうのは惜しい名品ばかりです。
2019年8月7日 / 最終更新日 : 2020年8月11日 レペ 海外小説 【本の感想】ピーター・へイニング 編『ディナーで殺人を』 食と殺人がテーマのアンソロジーです。個々の作者の作品集や、他のアンソロジーでお目にかかれる作品はあるのですが、殆どが本書でしか読めません。日本には馴染みの薄い19世紀の作品からも選定されていて、隠れた名作発掘の趣があります。
2019年7月21日 / 最終更新日 : 2020年8月31日 レペ 海外小説 【本の感想】中村融 、山岸真 編『20世紀SF』全6巻 2001年 SFが読みたい! 海外編第2位。 河出文庫の中村融、山岸真 編『20世紀SF』は、1940年代から1990年代までの海外SFの名品を集めたアンソロジーです。それぞれの作家の短編集で読むことができる作品はありま […]