2020年12月14日 / 最終更新日 : 2020年12月11日 レペ 海外小説 【本の感想】グレゴリー・マクドナルド『フレッチ 死体のいる迷路』 元新聞記者フレッチが活躍するミステリー シリーズ第二弾。本作品は、フレッチの捜査行に殺人事件が絡んで、というまっとうなミステリです。前作と比較すると物足りなさが目立ちます。
2020年11月9日 / 最終更新日 : 2020年12月14日 レペ 海外小説 【本の感想】グレゴリー・マクドナルド 『フレッチ 殺人方程式』 口八丁手八丁の如何にもアメリカンな新聞記者が主人公のミステリです。スピード感があり爽快感は味わえるものの、このご時世ではタブーなエピソードがてんこ盛りですね。
2020年11月5日 / 最終更新日 : 2020年11月6日 レペ 海外小説 【本の感想】エド・レイシイ『ゆがめられた昨日』 殺人事件に巻き込まれた私立探偵の奮闘を描いた作品です。主人公は、アフリカ系アメリカ人。本作品は、人種差別が色濃く残る1950年代のアメリカが舞台です。犯人当てというより、人種差別の真っ只中で真実を追い求める男の姿を見るべきなのでしょう。
2020年10月23日 / 最終更新日 : 2020年10月23日 レペ 海外小説 【本の感想】キース・ピータースン『夏の稲妻』 新聞記者ウェルズ シリーズの第三弾です。シリーズを重ねる毎に、タフなシーンがパワーアップしてきました。若き美人記者ランシングのチャーミング度合いも右肩上がりです。ブレない、媚ない、一本筋の通ったウェルズの記者魂が見所です。
2020年10月9日 / 最終更新日 : 2020年10月8日 レペ 海外小説 【本の感想】ジョナサン・ケラーマン『大きな枝が折れる時』 アレックス・デラウェア シリーズの第一弾で、児童虐待をテーマとして扱っています。ラストは、予測不可能。マザーグースの子守唄からとったタイトルが、深い意味を持っていることに気付きます。
2020年7月24日 / 最終更新日 : 2020年10月12日 レペ 海外小説 【本の感想】ウィリアム・ベイヤー『キラーバード、急襲 』 ハヤブサを操る殺人者とそれを追う女性TVキャスターを描いたサスペンスです。獲物たる人を殺害し、大空へ飛び立ってしまうハヤブサは、殺人者の痕跡を残しません。この殺人者をどのようにして捕まえるのか、興味津々です。
2020年7月20日 / 最終更新日 : 2020年9月23日 レペ 海外小説 【本の感想】ウォーレン・キーファー『リンガラ・コード』 1960年初頭の、独立後間もないコンゴを舞台としたエスピオーナージです。本作品は、枝葉末節に拘っているので、本筋を見失いがち。そのせいか、徐々に明らかとなる真相も、盛り上がりに欠けるのです。
2020年7月5日 / 最終更新日 : 2020年7月5日 レペ 海外小説 【本の感想】シャーリン・マクラム『暗黒太陽の浮気娘』 殺人事件の発生から解決に至るまで、ごくごく単純にストーリーが展開します。見るべきは、”アメリカンおたく”の生態ということになるでしょうか。このあたりに興味がないと、全く面白味を感じないでしょう。風刺を効かせているのでしょうが、時代の徒花になってしまいました。
2020年7月2日 / 最終更新日 : 2021年7月5日 レペ 海外小説 【本の感想】シーリア・フレムリン『夜明け前の時』 子育て中の主婦に迫る悪意を描いた作品です。タイトルの「夜明け前の時」は、子供をあやしてまんじりともしないまま、夜明けの時を迎えた情景を表しています。盛り上がりに欠ける作品です。
2020年3月31日 / 最終更新日 : 2020年9月25日 レペ 海外小説 【本の感想】ディドラ・S・ライケン『冷たい眼が見ている』 いわゆるサイコ・サスペンスです。少女惨殺事件を追う警官。彼の恋人がよろめいた相手は・・・という展開。このよろめきがサスペンスを盛り上げるはずなのですが、よろめきそのものに焦点が当たってしまいました。