2019年6月3日 / 最終更新日 : 2020年8月5日 レペ ノンフィクション 【本の感想】パトリック・マシアス『オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史』 アメリカン・オタクが、海外オタク事情を紹介します。日本愛、オタク愛に満ち満ちている点が良いですね。アメリカン・オタクの目を通してアニメやマンガを見るのは、新鮮です。
2019年5月30日 / 最終更新日 : 2020年8月5日 レペ ノンフィクション 【本の感想】ナンシー・エトコフ『なぜ美人ばかりが得をするのか』 人の美しいものへの生得的な嗜好を論考したものです。科学的な実験結果だけでなく、古今東西の人類学者、文学者、哲学者、芸術家、芸能人らの美に関する発言を引用し論を進めます。労作ですが、膨大な資料のため読み難くはありますかね。
2019年5月23日 / 最終更新日 : 2020年8月5日 レペ ノンフィクション 【本の感想】春日武彦『ロマンティックな狂気は存在するか』 本書は正常と狂気に境目はあるか、という問題提起から始まります。著者は、狂気のもつ多様性について注意を喚起しますが、語り口に毒を含んでいるので、これをどう感じるかによって評価が変わってしまいそう。
2019年5月10日 / 最終更新日 : 2020年8月5日 レペ ノンフィクション 【本の感想】アニー・ジェイコブセン『エリア51 世界でもっとも有名な秘密基地の真実 』 アメリカ最大の政府管理区域に存在するエリア51。本書は関係者のインタビューと、機密解除された公文書を基に、エリア51の真実に迫るノンフィクションです。
2019年5月7日 / 最終更新日 : 2020年8月5日 レペ ノンフィクション 【本の感想】デボラ・ブラム『幽霊を捕まえようとした科学者たち』 科学が著しい進歩を遂げていく19世紀から20世紀初の英米。自明のものを超越した存在を研究する科学者たちの生き様と、彼らの科学に対する真摯な姿勢が印象的なノンフィクションです。
2019年4月21日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ ノンフィクション 【本の感想】レスリー・デンディ 、 メル ・ボーリング 他『自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝』 自分の体を使って様々な実験を試みた科学者たち。 本書は、10章からなる彼らの命がけの物語です。お馬鹿な奇人列伝を想像して本書を手に取ったのですが、いやいや、予想外の感動をしてしまいました。
2019年4月16日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ ノンフィクション 【本の感想】サイモン・シン『フェルマーの最終定理』 ピタゴラスから、アンドリュー・ワイルズまで、数論とそれに情熱を傾けた数学者の歴史を紐解きつつ、フェルマーの最終定理が如何にして証明されたか、その足跡を著わすものです。数学嫌いにも感動を与えるサイモン・シン恐るべし。噂にたがわぬ名著です。
2019年4月5日 / 最終更新日 : 2020年8月31日 レペ ノンフィクション 【本の感想】シャロン・バーチュ・マグレイン『お母さん、ノーベル賞をもらう―科学を愛した14人の素敵な生き方 』 ノーベル賞に関わった女性科学者たちの奮闘の歴史です。14人の女性科学者の生い立ちから、彼女たちがこの世界に残した偉大な業績、そして現在に至るまでが紹介されています。
2019年4月3日 / 最終更新日 : 2021年1月7日 レペ ノンフィクション 【本の感想】君塚直隆『ヴィクトリア女王 ― 大英帝国の“戦う女王” 』 ヴィクトリア女王の生涯をたどりながら、「太陽の沈まない国」として隆盛を極めた大英帝国での女王の”戦い”に焦点をあてたものです。全111冊に及ぶ女王の日記を丹念に読み込んでものしたという著者の労作になっています。