2020年5月6日 / 最終更新日 : 2020年4月28日 レペ ノンフィクション 【本の感想】本間龍『名もなき受刑者たちへ 「黒羽刑務所 16工場」体験記』 関東圏最大の初犯刑務所に収監された著者が約1年の服役期間中に体験したことをまとめたものです。 刑務所ライフが面白可笑しくつづられていますが、医療と再犯問題についてのメッセージもきっちりと発信されています。
2020年5月5日 / 最終更新日 : 2020年4月28日 レペ ノンフィクション 【本の感想】蔵前仁一『ホテルアジアの眠れない夜』 旅行作家がアジア各国を巡るビンボー旅行コラムです。如何に金を使わず旅をするかというビンボー旅行至上主義ではなく、様々な旅の楽しみ方のうちの一つとして、節約しながらの旅を紹介してくれます。
2020年5月4日 / 最終更新日 : 2022年4月2日 レペ 国内小説 【本の感想】長嶋有『ぼくは落ち着きがない』 図書部員の女子高生の日々をつづった作品です。何が起こるのか期待してしいると淡々を終わりを迎えます。普通の高校生に波乱万丈は無縁ですからとってもリアル。ただそれだけを求めて作品を読む必要はないような気もします。
2020年5月3日 / 最終更新日 : 2021年5月17日 レペ 国内小説 【本の感想】新津きよみ『ママの友達』 熟年に差し掛かった3人の女性の苦悩が描かれています。同級生の殺害事件を契機に、彼女たちの今と過去が明白になっていくのですが、どこでも見られる人生でぶちあたる壁だけに、より心を抉るようなリアルを突きつけてきます。
2020年5月2日 / 最終更新日 : 2020年7月20日 レペ 国内小説 【本の感想】マイクル・スワンウィック『グリュフォンの卵』 日本では知名度が低いマイケル・スワンウィック(Michael Swanwick)。長編『大塩の道』(ファンタジーっぽい)と、ウィリアム・ギブスンとの共著『ドッグファイト』(サーバー・パンクの大傑作!)、そして雑誌にいくつ […]
2020年5月1日 / 最終更新日 : 2020年5月1日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】エドワード・T・ホール『かくれた次元』 人間は空間(自己と他者、自己と環境)をどのように利用しているか。著者はこのことについての観察と理論をプロクセミックス名づけ解説します。納得し難いところもありながらものの見方としては勉強になります。
2020年4月30日 / 最終更新日 : 2020年10月28日 レペ 海外小説 【本の感想】キース・ピータースン『暗闇の終わり』 高校生の連続自殺を取材する新聞記者の活躍を描いた作品。自身も娘に自殺されてしまった過去を持つ主人公。取材を通して辛い過去に折り合いをつけられるのでしょうか。その後の主人公の人生が気になるウェルズシリーズ第一弾。
2020年4月29日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ 国内小説 【本の感想】西加奈子『ふくわらい』 他人の顔を妄想でふくわらいをする癖をもつ女子の物語。登場人物は、奇人変人のオンパレードです。彼らの交わす会話から、主人公のチャーミングさが浮彫になります。クスクスぐらいの笑いありのちょいオモロイ系です。
2020年4月28日 / 最終更新日 : 2022年4月2日 レペ 国内小説 【本の感想】長嶋有『泣かない女はいない』 さしたる志もなく大手企業の下請け会社に事務職員として勤め始めた女性の物語。どこにでもある日常のさざ波が、殊更深刻になるわけでもなく描かれています。可笑しさの中にちょっとした寂しさや涙が見え隠れする作品です。
2020年4月27日 / 最終更新日 : 2021年7月5日 レペ ノンフィクション 【本の感想】ピーター・グロース『ブラディ・ダーウィン: もうひとつのパール・ハーバー』 1942年2月19日オーストラリアの港湾都市ダーウィンへの日本軍による攻撃とその余波をつづったノンフィクションです。これまで語られてこなかった真実とは何でしょう。