2020年12月22日 / 最終更新日 : 2020年12月29日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』 精神科医である著者が、心理学や脳科学に言及しつつ、「話す」「書く」「行動する」によるアウトプットを、ノウハウとしてまとめたものです。テーマ毎に見開きページで完結する体裁で解説を進めており、読み易くはあります。
2020年12月21日 / 最終更新日 : 2020年12月18日 レペ 海外小説 【本の感想】ロバート・ゴダード『日輪の果て』 名品『蒼穹のかなたへ』の続編です。前作から6年後、引き続き文芸作品もかくやという重厚さを期待すると、大きく外してしまいます。例えるならば、まるで下手くそなドナルド・E・ウェストレイクの作品を読んでいるようです
2020年12月20日 / 最終更新日 : 2020年12月18日 レペ 国内小説 【本の感想】原田マハ『たゆたえども沈まず』 フィンセント・ファン・ゴッホ、テオ兄弟と、パリの日本人美術商の物語です。美し過ぎる兄弟愛と友情がつづられていますが、そこはフィクションということで。フィンセント・ファン・ゴッホの生涯に、林忠正を絡ませて、よりドラマチックに仕上がっています。
2020年12月19日 / 最終更新日 : 2022年4月2日 レペ 国内小説 【本の感想】米澤穂信『愚者のエンドロール』 省エネ男子高校生が、日常の謎を解く、古典部シリーズの第二弾です。一つの事件に様々な探偵が推理を述べ、二転三転しながら真相を導き出すという点で、アントニイ・バークリー『毒入りチョコレート事件』のまさにオマージュとなっています。
2020年12月18日 / 最終更新日 : 2020年12月17日 レペ ノンフィクション 【本の感想】氏家幹人『江戸人の老い』 文献を紐解き、江戸時代の老人の姿から老いを考え直す試みです。本書は、鈴木牧之、徳川吉宗、敬順、江戸時代の3名の老人を取り上げています。三者三様の老後から、自分の老い先にも思いを馳せてしまいました。
2020年12月17日 / 最終更新日 : 2020年12月17日 レペ 海外小説 【本の感想】ジョー・ゴアズ『狙撃の理由』 自身を狙撃した犯人を追う追跡劇です。本作品で際立っているのは、キャラクターの心の機微が、微に入り細を穿つが如く描かれている点です。クライマックスは、多いに盛り上がるのですが、さてさて、ラストは・・・こういう結末も嫌いじゃありません。
2020年12月16日 / 最終更新日 : 2020年12月16日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】ハンス・ロスリング 、 オーラ・ロスリング 『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』 データから真実を読み解く術を与えてくれます。本書は、あくまで自身のマインドセットを変化させるためのものでしょう。
2020年12月15日 / 最終更新日 : 2020年12月14日 レペ 国内小説 【本の感想】野坂昭如『火垂るの墓』 戦時中を舞台に少年と幼い妹の死を描いた、あまりに有名なアニメ作品の原作。文字として読むと悲しいより辛いという印象です。クセの強い文章で、慣れるまで苦戦を強いられましたが、読み進めるうちに作品のトーンと絶妙にマッチしていることが分かります。
2020年12月14日 / 最終更新日 : 2020年12月11日 レペ 海外小説 【本の感想】グレゴリー・マクドナルド『フレッチ 死体のいる迷路』 元新聞記者フレッチが活躍するミステリー シリーズ第二弾。本作品は、フレッチの捜査行に殺人事件が絡んで、というまっとうなミステリです。前作と比較すると物足りなさが目立ちます。
2020年12月13日 / 最終更新日 : 2020年12月11日 レペ 国内小説 【本の感想】大谷羊太郎『悪人は三度死ぬ』 人体消失、死体の瞬間移動といったトリックが堪能(?)できる本格推理小説です。ややこしいトリックにイライラが募ってしまいました。タイトルに込められた意味には、フ~ムとはなるのですが。