2019年9月24日 / 最終更新日 : 2020年9月9日 レペ ノンフィクション 【本の感想】ジェニファー・ライト『史上最悪の破局を迎えた13の恋の物語』 帝政ローマ時代から現代(ちょっと昔)まで、セレブなひとたちの破局の物語す。タイトルの”13の恋”から想像するような麗しさはなく、男と女、はたまた、男と男、イカれた人々のドロドロした痴情のもつれ話し13連発です。
2019年7月16日 / 最終更新日 : 2020年8月7日 レペ ノンフィクション 【本の感想】アンティエ・ヴィントガッセン『独裁者の妻たち』 独裁者とは、権力に魅了され、権力を維持する事に血道を上げる人々。 アンティエ・ヴィントガッセン 『 独裁者の妻たち 』は、独裁者その人ではなく、その妻、愛人たちにスポットを当てていて、彼女らの生い立ちから、権力を掌握した絶頂の時、そして終焉までを紹介するものです。
2019年7月8日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ ノンフィクション 【本の感想】森島恒雄『魔女狩り』 15世紀から17世紀の中世ヨーロッパを中心に吹き荒れた、魔女狩りの本質を探るものです。こ300年以上経過した今目を通しても、深い悲しみと同時に、やり場のない怒りがこみ上げてきます。人は歴史から正しいことを学ぶべきなのです。
2019年6月18日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ ノンフィクション 【本の感想】ジャン・デ・カール『狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏 』 バイエルン国王ルートヴィヒ二の評伝です。本書は、ルートヴィヒ二世を一般に喧伝される現実理解の欠如した人物としてではなく、聡明さにスポットを当てようと試みています。
2019年4月3日 / 最終更新日 : 2021年1月7日 レペ ノンフィクション 【本の感想】君塚直隆『ヴィクトリア女王 ― 大英帝国の“戦う女王” 』 ヴィクトリア女王の生涯をたどりながら、「太陽の沈まない国」として隆盛を極めた大英帝国での女王の”戦い”に焦点をあてたものです。全111冊に及ぶ女王の日記を丹念に読み込んでものしたという著者の労作になっています。