2019年7月27日 / 最終更新日 : 2020年10月28日 レペ 海外小説 【本の感想】ビル・プロンジーニ『誘拐』 主人公の名前が作中に登場しないという「名無しのオプ=探偵」シリーズ第一弾です。5,000冊のパルプ・マガジンを収集する元警察官 名無しの探偵。作品全体を通して滲み出るのは中年男の悲哀です。
2019年4月26日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ 海外小説 【本の感想】ジェイムズ・クラムリー『酔いどれの誇り』 神様が公認している職業 酔っぱらい 探偵ミロが活躍するハードボイルドです。主人公のアンチヒーローぶり甚だしいのですが、このダメさ加減が愛すべき探偵の魅力でしょう。酒と血の匂いぷんぷんで、酩酊してしまいそうです。