2019年7月10日 / 最終更新日 : 2020年12月23日 レペ 評論 【本の感想】南條竹則『恐怖の黄金時代-英国怪奇小説の巨匠たち』 ニ十世紀初頭に活躍した英国怪奇小説の案内書です。ブラックウッド、マッケン、ラヴクラフト等と、彼らに影響を与えた人々、及び作品が取り上げられています。著者の怪奇小説への並々ならぬ知識と愛情を感じる良書です。
2019年5月1日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ 評論 【本の感想】佐伯一麦『芥川賞を取らなかった名作たち 』 芥川賞にまつわるスキャンダラスな出来事よりも、受賞できなかった名作にスポットを当て、鑑賞することに重点を置いています。本書のあおり文から連想するよりも、至極真っ当な文学批評なのです。文章のあちこちに文学に対するアツイ思いが散見されます。