2020年8月3日 / 最終更新日 : 2020年8月11日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】内藤誼人『タモリさんに学ぶ「人生の後半」を生きるコツ』 心理学者である著者が、タモリさんの言動、行動を観察し、生きるコツを導き出そうとするものです。本書を読んでいても、タモリさんと直接対話したのかは判然としませんが、そうでなくとも記載されている内容は正鵠を得ているように思います。あぁ、タモリさんてこう考えるんだろうなぁ、という印象だけでなのですが。
2020年2月17日 / 最終更新日 : 2020年8月17日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】市川伸一『考えることの科学 推論の認知心理学への招待 』 メインテーマは人間の推論について心理学的な立場から眺めてみることです。認知心理学や社会心理学の推論研究に基づいているので確率論や統計学が苦手でも理解できるでしょう。読み返す度に違った気づきを与えてくれます。
2019年6月14日 / 最終更新日 : 2020年8月5日 レペ ノンフィクション 【本の感想】加賀乙彦『死刑囚の記録』 東京拘置所の精神科医官として勤務した著者が、多くの死刑囚と接見し、彼らの拘禁心理を研究として著したものです。死刑が確定して以降の受刑者のその後を知り、人道的な観点から様々な意見を喚起する貴重な一冊です。
2019年6月9日 / 最終更新日 : 2020年8月31日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】岡本真一郎『言語の心理学-伝えたいことは伝わるのか』 ことばに関して社会心理学的な観点からの研究を著したものです。自分の「伝えたいこと」が「伝わらない」シーンにおいて、「伝わる」というメカニズムを詳説しています。結論はというと、経験的に想定の範囲内でしょうか。
2019年5月23日 / 最終更新日 : 2020年8月5日 レペ ノンフィクション 【本の感想】春日武彦『ロマンティックな狂気は存在するか』 本書は正常と狂気に境目はあるか、という問題提起から始まります。著者は、狂気のもつ多様性について注意を喚起しますが、語り口に毒を含んでいるので、これをどう感じるかによって評価が変わってしまいそう。