2020年6月25日 / 最終更新日 : 2020年6月23日 レペ 国内小説 【本の感想】菊地秀行『魔界都市ブルース (妖花の章)』 魑魅魍魎が跋扈し、暴力による支配がする近未来の新宿を舞台に、秋せつらが悪党どもをねじ伏せていく連作短編集。エログロな描写といい、孤高の主人公の哀愁漂うラストといい、伝奇ものの王道フォーマットです。