2019年3月31日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ 国内小説 【本の感想】綱淵謙錠『斬』 1972年 第67回 直木賞受賞作。 綱淵謙錠『斬』は、世襲の試刀師であり、処刑人でもあった山田浅右衛門の物語です。 本作品は、幕末の動乱が終息し、日本が西洋化を推し進めていく明治初期を時代背景としています。武士の時代が […]
2019年3月30日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ 芸術 【本の感想】辻惟雄『奇想の系譜』 わが国の近世絵画における「奇想」をテーマに、6人の画家 岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳を取り上げ、その系譜を解き明かそうという試みです。本書を契機として若冲らの評価につながったようですから、名著ということになるのでしょう。
2019年3月28日 / 最終更新日 : 2020年8月31日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】ピエール・バイヤール『読んでいない本について堂々と語る方法』 タイトルから想起されるような、ハッタリや知ったかぶりのためのノウハウではなくて、読書に対する真摯な態度を示したものです。芸術論として読むべきなのかもしれません。
2019年3月25日 / 最終更新日 : 2020年9月23日 レペ 国内小説 【本の感想】川上弘美『蛇を踏む』 著者の言によると「うそばなし」だそうです。騙してやろうの「うそ」でなくて、そういうことがあってもいいんじゃないかという「うそ」なのです。「本当」の中に「うそ」を持ち込んで、その「うそ」を「本当」の遊び場にしてしまうテーマパーク的な感覚があります。
2019年3月22日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】オリヴァー・ガスマン 、カロリン・フランケンバーガー 『ビジネスモデル・ナビゲーター』 企業の競争優位性は、製品やプロセスの革新性ではなくビジネスモデルの革新性に依存する、という主張から、タイトル通りイノベーションをナビゲートします。「イノベーションを起こしなさい!」と言われて困惑している方への嬉しい一冊。
2019年3月21日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ デザイン 【本の感想】平本久美子『やってはいけないデザイン』 ノンデザイナーのためのデザイン指南本です。原稿、レイアウト、文字・フォントカラー、写真・イラスト編の章立てで、やってはいけないパターンに対して、改善したデザインを提示していくという体裁。デザインにひと工夫必要なには入りやすいと思います。
2019年3月20日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ 国内小説 【本の感想】朝吹真理子『きとこわ』 幼年時代のひと時を共に過ごした7歳違いの貴子と永遠子は、25年の歳月を経て再会します。朝吹真理子 『 きとこわ 』では、二人の間にたゆたう現実とも夢幻ともつかぬ時の流れが、美麗な言葉でつづられます。細やかな表現をリフレインし、絵画的とも言える忘れがたいシーンを構築しています。
2019年3月19日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】中室牧子 、 津川友介『「原因と結果」の経済学』 データの因果関係を導き出す思考法を解説した経済書です。漠然とわかったつもりになっていた因果関係、相関関係について明快になります。因果関係はどこでも安易に使われており、データを見ていく上では正しく理解する必要があるのです。
2019年3月17日 / 最終更新日 : 2020年8月18日 レペ ビジネス・自己啓発 【本の感想】エド・キャットムル、エイミー・ワラス 『ピクサー流 創造するちから』 ピクサーの創業者による経営哲学本です。ピクサー黎明期から「トイ・ストーリー」をはじめ大ヒット作品を量産する昨今までの奮闘記であり、マネジメントとしての試行錯誤の歴史でもあります。悩める管理職にはオススメの一冊です。
2019年3月13日 / 最終更新日 : 2019年8月19日 レペ 仕事 【交流会】札幌市の創業者交流会に参加しました 札幌市産業振興センター(札幌市の外郭団体ですね)は、全四回の「さっぽろ起業道場」という起業塾を開催しています。 ここ数年、老後の安定を求めるなら起業せねば!とは思いながらも、無為無策な日々が続いていました。何かのきっかけ […]